戦場ヶ原の草紅葉は有名。そして誰もがベストな時期に行きたいもの。
そこで今回は、この記事を読んだ人だけ、こっそりと戦場ヶ原の草紅葉のポイントやベストな攻略法を教えます。
今回のターゲット
今回のターゲットは、戦場ヶ原の草紅葉の見頃時期はいつなのか。また、ベストなハイキングルートはどうすればよいかをターゲットとします。
そして、玄人向けではなく一般向けとします。
戦場ヶ原の交通の条件
交通の条件としては、今回は車です。なぜなら戦場ヶ原は車でないとアクセスが悪いからです。
戦場ヶ原までの交通費
今回のオススメプランでは交通費が少しお高め。
しかし、戦場ヶ原の草紅葉見頃時期に行くチャンスは1年に1,2回しかないので、それを考えれば許せる金額と考えます。
戦場ヶ原の天気
天気はもちろん晴れの日を狙ってください。草紅葉が見頃でも天気が悪いとよさが半減してしまいます。
もし、その年にチャンスがなければ次の年に持ち越すのがよいと考えます。天気は重要です。
戦場ヶ原の草紅葉の見頃時期
まず、押さえておきたいのが戦場ヶ原の草紅葉時期。私の感覚では、毎年9月下旬から10月上旬にかけてが戦場ヶ原の草紅葉が見頃時期です。
特に意識してほしいのが、9月30日を基準にして訪れてほしいということです。これには訳があります。
なので読者の方は9月30日前後を中心として、戦場ヶ原の草紅葉を攻略してください。理由はこの後に説明します。
【備考】
例年なら9月下旬から10月上旬が草紅葉の見ごろ時期です。
ただし、2023年は温暖だったため戦場ヶ原の草紅葉が10月にずれ込んだとの情報をえました。その年の温暖には注意が必要です。
9月30日を基準とする理由
戦場ヶ原の草紅葉の見頃時期は偶然知りました。それは、戦場ヶ原の草紅葉の見頃時期はいつがよいかネットで調べていたときのことです。
東武鉄道で「戦場ヶ原の日帰り草紅葉観賞ツアー」みたいのがありました。それは週末の1日限定でした。土曜か日曜かは忘れました。
その募集で9月23日と9月30日の2日だけ、草紅葉ツアーというものでした。試しに申し込み状況を見てみたら9月30日は満員で申し込みが不可。
9月23日のほうはまだ申し込みが可能でした。こういうときはツアー客はどの時期が草紅葉の見頃か知っているはずです。
この申し込み状況から、「9月23日では草紅葉がちょっと早く、9月30日は草紅葉が見頃」と推測しました。
間接的にツアー客から見頃時期を教えてもらいました。
なので、この情報だけを参考にしてツアーには申し込まず、レンタカーを借りて友だちと個人で9月30日に戦場ヶ原に行きました。
自分の推測と狙いは当たりました。キレイに草紅葉した戦場ヶ原を観賞することができました。
あと9月30日というのがポイントです。10月になると紅葉というイメージが湧き、観光客が多くなるからです。
なので心理作戦的にも9月30日前後をターゲットに読者の方は戦場ヶ原に行ってほしいと考えます。
9月中なら観光客もまだ少ないと考えます。これが9月30日を基準とする理由です。
■画像 戦場ヶ原の紅葉
戦場ヶ原の見頃時期と混雑
9月30日に戦場ヶ原に行きました。そしてキレイな草紅葉を観賞できました。9月ということもあり、観光客はまばらでした。
観光するには人も多くなく適度でよかったです。10月になると観光客は多くなると考えます。
都心から日光までの車のアクセス
東京から日光までならちょっと距離があり、ちょっと時間はかかりますがよいドライブになります。
日光に泊まりでもいいのですが、泊まりだと天気を選べません。
晴れの日の草紅葉が目的なら、多少時間がかかっても日帰りドライブで攻略するのがオススメです。
車での行き帰りの参考情報
参考情報として9月30日に行ったときは行きは約3時間半かかりました。東北自動車道は一応80キロくらいで流れていましたが車はそこそこ混んでいました。
観光シーズンなので仕方ありません。帰りは夜遅くに帰ってきたため、2時間半くらいで帰れました。
戦場ヶ原への交通機関
電車の場合は電車とバスを乗り継いで行かなければならず、しかもいろいろとアクセスが悪いと考えます。
電車とバスで行けないことはないと思いますが、戦場ヶ原の場合は車で行くことをオススメします。
日光の9月下旬の日没時間
9月下旬の日没時間は早いです。18時には真っ暗になります。16時くらいには日が傾きます。
なので、太陽の光が降り注ぐ明るい、午前中、または日中の15時くらいまでが戦場ヶ原ハイキングの勝負です。
小田代原もオススメ
実は自分は小田代原をあまり知りませんでした。戦場ヶ原をネットで調べていたとき、たまに小田代原という地名を見かけました。それで気になりました。
戦場ヶ原から比較的、近そうなので戦場ヶ原にいくついでに行ってみるかくらいでした。
でも、実際に小田代原に行ってみたら戦場ヶ原と同じくらいによいスポットでした。
なので小田代原を知らない方は小田代原にも行ってみてください。
戦場ヶ原と一緒に観光してみてください。とてもすばらしいところです。私のおすすめスポットです。
■小田代原
低公害バス
なんか戦場ヶ原の方に「低公害バス」が走っているというのを詳しくは知りませんでしたが、うっすらは知っていました。
でも、これがどこを走っているのかまったく分かりませんでした。そのなときこちらのホームページがたいへん参考になりました。
初心者の人でも、こちらのホームページを一通り読めば低公害バスの概要がつかめると思います。
こちらのページ、低公害バスについてたいへん勉強になります。
参考記事 → 低公害バス | 日光自然博物館
低公害バスの簡単な説明
低公害バスを簡単に説明すると、赤沼駐車場あたりから中禅寺湖の西側にかけて森の中を走る一本道があります。こんな感じ。
■写真
ここは昔は一般車も通行できたようです。
しかし、自然保護の目的から一般車を通行禁止にして低公害バスだけ通行できるように規制したそうです。
なお、低公害バスは赤沼駐車場が起点になります。
赤沼駐車場にログハウスみたいな建物がありますので、そこがバス停留所の出発地点になります。
■ログハウス
うーん、中禅寺湖の東側なら華厳の滝があり有名ですが、一般の人は、あまり中禅寺湖の西側に行こうとは思わないはず。
自分も低公害バスを詳しく調べるまで、中禅寺湖の西側に行けることすら知りませんでした。まあ、低公害バスについてはこんな感じです。
(機会があれば今度は中禅寺湖の西側に行ってみたい)
■バスルート
一般観光客向けのハイキングルートを考える
とりあえず自分の中で、小田代原と戦場ヶ原をハイキングしてみようと考えました。
そしてgoogleマップや、ネット上の戦場ヶ原のハイキングルートを見ながらハイキングルートを考えました。そして最初に考えたのがこちら。
■ルート案1
こちらのハイキングルート、赤沼駐車場を起点にグルッと一周する。
googleマップとにらめっこしながらハイキングルートの全体距離がどれくらいか推測してみました。そうしたら約8~9km。
一般的に徒歩の時速は約4キロといわれます。そう考えると写真を撮ったり休んだりしながらなので約3時間かかります。
自分はクライマーではないし一般的な観光客です。ほどほどに軽いハイキングができればよい程度です。
このプランは一般観光客にはヘビーなハイキングだと思いました。そしてもっとハイキング距離を短くできないかと思いました。
そこでまた、ネットとにらめっこ。
そして当初考えたハイキングルートに沿って低公害バスが走っているのを知りました。
そこで低公害バスを利用して新しいハイキングルートを考えました。それがこちら。
■ルート案2
また、googleマップとにらめっこしてハイキングルートの全体距離がどれくらいか推測してみました。今度は約4~5km。
これなら休んだり写真を撮ったりしながら1時間半から2時間程度でハイキングできると思いました。
一般観光客にはこれくらいでよいと思いました。なのでこのルートでハイキングすることに決めました。
実際にハイキングした感想
実際にルート案2で小田代原と戦場ヶ原の草紅葉観賞、およびハイキングをしてきました。
感想としては、まず赤沼駐車場から小田代原までは低公害バスに乗って行きました。これで3キロくらいは節約でしました。
バスに乗って20分くらいで小田代原に着きました。車窓を眺めていましたが白樺の森を延々と走っていただけなので、この区間はバスで十分かと思いました。
ハイキングしないでもよいかと思いました。3キロ分の体力も温存できたのもよかったと思います。
小田代原のバス停に着くと目の前に小田代原の湿原が目の前に広がります。
見晴らしがよいです。小田代原から、小田代原→森林→戦場ヶ原→赤沼駐車場の順でハイキングしました。全体的には約2時間弱かかりました。
途中、休憩したり写真を撮ったりゆっくりハイキングしました。2時間程度のハイキングだったので一般観光客にとっては程よかったです。
ちなみに自分の体力は強くもなく弱くもなく中程度の体力です。一般の体力の人でしたらルート案2は2時間弱でハイキングできると思います。
ハイキング時間も程よく、ビュースポットもしっかり回れるのでオススメです。
森林ハイキングの注意点
森林をハイキングしているときの注意点です。森林では何回か分岐点があります。とりあえず小田代原を出発したら湯滝に向けて歩いてください。
そして、戦場ヶ原のヘリあたりにきたら赤沼駐車場に向けて折り返してください。そうすればビュースポットを上手く回れます。
分岐点を間違うとムダな時間を要してしまいビュースポットを上手く回れなくなるので注意してください。
個人的な小田代原と戦場ヶ原のベストハイキングルート
今回のハイキングルートを以下にまとめておきます。参考にしてください。
① 赤沼駐車場 ~ 小田代原 (低公害バス)
② 小田代原 ~ 森林 (ハイキング)
③ 森林 ~ 戦場ヶ原 (ハイキング)
④ 戦場ヶ原 ~ 赤沼駐車場 (ハイキング)
※ 小田代原から赤沼駐車場までのハイキング時間は約2時間弱
戦場ヶ原の草紅葉の攻略法とポイント
草紅葉見頃時期の戦場ヶ原の攻略法をまとめます。
①戦場ヶ原の草紅葉目的のハイキングは9月下旬にする
→ 9月30日を基準に行くと見事な草紅葉が見られる可能性が高い
②車で行く
→ 戦場ヶ原はアクセスが悪いので車で行くと便利
③天気予報を見て晴れの日に行く
→ 天気のよい日に行くのが重要
→ 草紅葉の見頃時期でも天気が悪いと良さが半減する
→ どうしてもタイミングが悪いときは翌年にするのも一つの手
④低公害バスを利用する
→ 小田代原、戦場ヶ原をハイキングするとき便利
⑤小田代原も一緒にハイキングする
→ 一般的には知名度が低いと思いますが小田代原もよいスポット
⑥ハイキングの距離は4~5キロ程度でハイキング時間は2時間程度にする
→ 一般観光客にはこのくらいが適度
当日の日帰りおすすめプラン
私がオススメする当日日帰りプランを上げておきます。
① 東京を8時くらいに出発し日光に12時くらいに着く
(時間に余裕があれば日光のスポットを軽く観光する。1時間程度)
② 太陽の高い日中に、戦場ヶ原と小田代原のハイキングする。(2~3時間くらい)
③ 太陽の傾いた夕方どきには戦場ヶ原をあとにする
④ 夕方の渋滞を避けるために日光付近のスーパー銭湯などに立ち寄る
⑤ 夜になってから東京に帰る
(夕方に帰るよりも夜に帰るほうが渋滞に巻き込まれる可能性は低い。また効率的)
交通料金
このプランは交通料金がちょっとお高めですが参考までに上げておきます。
備考:2017年当時
・高速代 都内~日光 (往復) 約8000円
・ガソリン代 (往復/約300km) 約3000円
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合計 約11000円
※ 1日の交通費は大雑把ですが約11000円くらいです。
※ レンタカーを借りる場合はさらに費用がかかります。
まとめ
いろいろ書きましたが、ベストな草紅葉時期での戦場ヶ原ハイキングの参考にしてください。
●最後まで読んでいただきありがとうございました。
おしまい